この記事では、実際に妊娠中期(5か月目)の妻を持つ僕が、妊娠中期にありがちな不安や悩みにQ&A形式でお答えしていきたいと思います。
どれも多くの方が実際に悩まれているような内容になっていると思います。
以前に妊娠初期の不安についても、別で記事にしてあります⇊
関連記事>>>妊娠初期によくある不安10選|妊娠前/カフェイン/生活環境等について
妊娠中期についての不安や悩み
妊娠中期とは妊娠5か月~7か月くらいの期間のことを指します。(16週~27週)
お腹に赤ちゃんがいると、普段なら気にならないようなこともどんどん心配になっていったりしますよね。
うちもそうです。
ここではそんな妊娠中期にありがちな悩みをざっと書き出し、1つ1つ丁寧に回答していきます。
この記事が、1人でも多くの妊婦さんの役に経てば嬉しいです。
行事のこと
結婚式に招待されたらどうしたらいい?
つわりがまだ落ち着いてない場合やお腹が張りやすい時期などに参加すると、返って迷惑をかけてしまうケースまであり得ますよね。
お祝いしてあげたい気持ちは分かりますが、そうなっては本末転倒。
状況によっては欠席も考えましょう。
妊娠中の葬儀への参列はどうするべき?
短時間で退席できるようにするなど、工夫を。
『妊婦は葬儀に参列してはいけない』という言い伝えがあるようですが、それは妊婦の心身に負担があってはいけないという配慮から生まれたそうです。
実際はどうしても外せない、参加するべき葬儀もあるでしょう。
その時は長時間の正座や外で立ちっぱなしになるという状況は避け、事前に短時間で退席できるように工夫をしておきましょう。
喪服でお腹を締め付けることのないように気をつけてくださいね!
戌の日ってなに?大安でなきゃだめ?
昔から妊娠5か月の戌の日にさらしの腹帯を巻いて、安産祈願をする習慣があります。
戌はお産が軽く、安産の象徴とされ、それにあやかろうというものです。
大安に越したことはないのですが、あまりこだわりすぎず、みんなにとって都合のいい日を選べばいいと思います。
歯の治療のこと

歯周病があると早産しやすいの?
歯周病とは、歯茎が腫れたり、膿や出血を伴ったりする状態のことです。
歯周病の病巣部からはサイトカインというタンパク質が出てくるのですが、これには出産を誘発させる役割もあるようです。
そのため、歯周病と出産の関連が注目されてきました。
アメリカでは、歯周病がある妊婦さんが早産になる可能性は、ない人の4.3倍になるというデータもあります。
歯周病を防ぐのは毎日のケア。
怠ることがないようにしてくださいね!
妊娠中、歯の治療はしてもいいの?
妊娠中、歯の治療を控えなければいけないという時期はありませんが、つわりが酷い人は口を開けてじっとなんてしていられないと思います。(笑)
とはいえ、痛みがある場合には診てもらった方がいいかも知れません。
激しい痛みや化膿、腫れなどの早急に治療が必要なもの以外は、とりあえず経過を見るという結果に落ち着くことが多いようです。
抗菌薬や鎮痛剤もまず問題無いですが、歯科医に妊娠しているということは伝えておきましょう。
X線検査も歯の部分だけですから、お腹をしっかりブロックすれば赤ちゃんに影響することはありません。
心配であれば先生に逐一確認しましょう。
歯肉炎になったらどうすればいい?
歯肉が腫れて出血している状態を歯肉炎と言います。
歯と歯の間に残った歯垢が有害物質を出し、歯肉炎を引き起こします。
妊娠すると、口の中の自浄作用が低下するので、最近が増えやすくなってしまいます。
正しい歯磨きとこまめなうがいがおすすめです。
うちはこのうがい薬を歯科医にすすめられて使っています。
これを使い始めてから、歯茎からの出血はなくなりました。
美容のこと

腕や足の脱毛はしてもいいの?
妊娠をすると、ホルモンの影響で体毛が濃くなることがあります。
ムダ毛の処理には電気シェーバーやかみそり、脱毛ワックスやクリームなどいろいろな方法がありますが、妊娠中は肌も敏感になっていますのでかぶれなどにも注意してください。
できればかみそりで優しく剃る程度にしておくことをおすすめします。
妊娠中、カラーやパーマはしてもいいの?
とはいえ、それがお腹の赤ちゃんに与える影響ははっきり分かってはいないのが現状です。
妊娠中の敏感肌には刺激が強すぎてかぶれてしまうこともあるでしょう。
また、においやシャンプー台での姿勢がキツくて耐えられない人も多いので、美容室に行くとしても、体調のいい日を選ぶことをおすすめします。
あまりいいことは無さそうですし、個人的には妊娠中はカラーなどは控えて、短く動きやすいスタイルを選んで欲しいと思います。
足裏マッサージはしても大丈夫?
だけど、お腹の張りを感じたらすぐに中止して!
足裏マッサージ自体がお腹の赤ちゃんに影響することはありません。
ただ、マッサージをする時には必ず相手に妊娠中であることを伝え、気持ちいいと感じる程度にしてもらうといいです。
足をマッサージしてもらうことで血行がよくなりむくみの解消にもなるでしょう。
マニキュアはしてもいいの?
マニキュアや除光液に含まれている成分が空気中に揮発し、それを吸い込むと体内に吸収されますが、ごく微量。
お腹の赤ちゃんに影響することはありません。
お産入院の時は爪の色などで体調をチェックすることもあるので、マニキュアはとっておきましょう。
エステで顔のマッサージは受けられる?
ただし、アロマオイルを使用する場合は、妊娠中には避けたい種類のものがあるので確認するようにしてください。
また、仰向けの姿勢が辛い時にはリクライニングの角度を調整してもらうなど、座った姿勢でできないか、聞いてみるといいと思います。
妊娠して肌荒れが酷くなってきたんですが・・・
ホルモンの変化によるものがほとんどです。
妊娠中の今は、特にバランスのいい食事を心がけ、化粧品も低刺激の物を使ってみるなどの工夫をしてみて!
妊娠線もそろそろ気になりますね。
制汗グッズは使ってもいいの?(制汗スプレーなど)
妊娠すると体温が高くなり、新陳代謝も活発化して、汗をかきやすくなります。
ホルモンの影響で臭いに対して敏感になる人もいるでしょう。
自分が感じているほど臭いがする訳では無いと思って大丈夫です。
それでも気になるようであれば、制汗グッズなど使っても問題ありません。
アレルギーのこと

花粉症の薬は飲んでも大丈夫?
花粉症の場合、薬が問題になることはありませんが、飲まなくても済むならなるべく薬に頼らないようにしましょう。
マスクや空気清浄機などを駆使し、花粉をガードするよう努力してみてください。
赤ちゃんに花粉症は遺伝する?
アレルギー体質は親から子供へ高い確率で遺伝しますが、それは100%ではありません。
花粉症が発生するかどうかは環境によるところが大きいので、アレルゲンから遠ざける工夫を!
卵や牛乳を摂り過ぎると、赤ちゃんがアレルギー体質になるの?
両親共にアレルギーの場合、赤ちゃんがアレルギー体質になる確率は高くはなりますが、100%ではありません。
反対に、両親がアレルギー体質ではなくても、アレルギー体質の赤ちゃんが生まれることもあります。
ただし、赤ちゃんがアレルギー体質であっても、症状が出るかどうかはまた違ってきます。
体質はあっても、その後の食生活や住環境、アレルゲンに接触する頻度で発症するかどうかは変わるそうです。
その後の生活によるとはいえ、妊娠中は1日に卵を何個も食べたり、牛乳を水代わりに飲むような極端な食生活は避けるようにしてくださいね!
体のこと

おりものが増えてきたが、放っておいて平気?
妊娠すると膣の分泌物が増え、おりものが増えます。
色が白く水っぽいものや、クリーム色で酸っぱい臭いは生理的なものです。
通気性の良い下着を着け、清潔にしていれば放っておいても問題はありません。
ただし、強いかゆみや痛みなどがある場合は感染症の可能性が考えられます。
異変を感じたらすぐに病院へ行くようにしましょう。
夜眠れないのに、日中眠くなって仕方ないのですが・・・
睡眠は体調管理の要です。
軽い運動をしたり、温めのお湯にしっかり浸かるなど、快眠のための工夫をするようにしてください。
なる前の軽いストレッチやホットミルクを飲んでみるなども効果があるようです。
夜しっかり眠れない人は是非試してみてください。
夫婦の営みを行うとお腹が張る感じが・・・
万が一、出血があった場合は中止して、血が止まらないようであればすぐに産婦人科の受診を!
最後に
ここまで妊娠中期(5か月~7か月)の妊婦さんのよくある悩みをまとめてきました。
まだまだありますが、とりあえず今回はこれぐらいで、また見つかれば随時足していこうと思います。
なにか役に立つ情報はあったでしょうか?
また妻の妊娠(現在5か月)と並走しつつ、妊婦さんや赤ちゃんのお役立ち情報を書きたいなと思います。
以上、【妊娠中期(5か月~7か月)の妊婦さんのよくある悩みQ&A】でした。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
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